「広い視野」

言葉の通り、広い視野を持つこと。並行して自分から見ている景色があくまで主観でありどれほど狭いのかということを知ることでもある。「広い視野なら持っています」「ニュースはよく見ています」と自分で自信のある人もいるかもしれません。それはとても素晴らしいことだと思います。自分はここに自信がありません。具体的に言えば、児童館内で起きている取り組みや課題については知っています。学童も自分が所属していたことがあるのである程度の理解はできるでしょう。しかし、今学校で何が起きているか分かりません。ニュースでいじめや自殺、職員の不適切指導を見て、「学校でもすごいことが起きているんだな」と考える程度です。「管轄が違うから」という言い訳の元、知ることすら放棄してしまう。それでいて、子どもに「帰りの会は静かにすべき」だの「人の話はきちんと聞くべき」だのあたかも正しいかのように語っていませんか？